中津の文化

公開日 2011年10月01日

更新日 2020年06月11日

古き文化を守り、新しき気風を育むまち

中津市は古くから学問や文化が発達し、優れた人材を数多く出しています。
江戸時代には蘭学の創始者「前野良沢」や国学者「渡辺重名」、儒学者「白石照山」など多くの人物が出ています。明治に入ると、啓蒙思想家として著名な「福澤諭吉」をはじめ、歯科医の祖「小幡英之助」、ペースメーカーの父「田原淳」、更生保護の創始者「川村矯一郎」、実業家では「中上川彦次郎」、「朝吹英二」、「和田豊治」、また酪農の草分け「宇都宮仙太郎」、道徳科学の「廣池千九郎」など、多彩な人物を輩出しました。中津市は先覚者たちの活躍により、高い文化風土に育まれてきたと言えます。
伝承的行事としては、中津祇園や鶴市花傘鉾祭、薦神社仲秋祭などが現在でも市民的祭事として伝わるほか、北原の人形芝居「万年願」や伊藤田の「古要舞と神相撲」、古式豊かな御田植式が行われる「桧原まつ」や平家の亡霊を鎮める「かっぱ祭り」・「白地楽」、中世山城・長岩城の餅つきに由来する「やんさ祭り」など、豊かな歴史にもとづいた伝統芸能が数多く引き継がれています。
名所・旧跡では福澤諭吉旧居や宇佐神宮の祖宮と伝えられる薦神社、日本三大五百羅漢を有する羅漢寺などがあります。また、自然景観では、「耶馬日田英彦山国定公園」の中にあって、頼山陽によって天下の奇勝と名を轟かせた耶馬溪や、競秀峰や猿飛甌穴群など山国川の豊かな流れが生み出した見所が散在する、国内有数の景勝地として知られています。秋には、深耶馬溪に代表される色鮮やかな紅葉はもとより、三光コスモス園や山国のかかしワールドも、訪れた多くの皆さんの目を楽しませています。

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