発掘調査速報(梨ヶ谷窯跡)

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公開日 2017年10月03日 09時26分

 梨ヶ谷窯跡は、中津市大字野依、伊藤田の谷に広範囲に広がる野依・伊藤田窯跡群の中の一つです。窯跡群は古墳時代から古代(6世紀後半~8世紀)にかけて操業していた窯跡で、須恵器や瓦が焼かれていました。
 梨ヶ谷窯跡の発掘調査では、窯跡は2基確認できています。1号窯跡は斜面の上部にあり、窯のほとんどが後世に破壊された状況でした。しかし表土を取り除いてみると、一部残された窯の床面の上に須恵器の破片や石の焼台がよく残っているのが分かりました。(写真1)
 2号窯跡は、後世の作業道を作る際に大幅に削られて窯の断面が露出した状況で見つかっています。窯体や遺物がどれだけ残っているのか、これから発掘調査を進めていきます。(写真2)
 これまで見つかっている遺物から、梨ヶ谷窯跡は8世紀前半~中ばにかけて操業していたと考えられます。

   
1号窯
(写真1)1号窯跡 硬く焼けた窯の床面に須恵器の破片が残っていました
 
2号窯
(写真2)2号窯跡 赤く焼けてみえるのは床面の下の地山です
  

お問い合わせ

教育委員会 文化財室
住所:〒871-8501 大分県中津市豊田町14番地3
TEL:0979-22-1111
FAX:0979-24-7522
備考:迷惑メール防止のため @ は _アットマーク_ と標記していますので変更してください

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