「春の離乳食」食育レシピ

公開日 2019年05月19日

更新日 2024年03月29日

毎月19日は「食育の日」です。食育は、子どもから大人まで生涯にわたって必要です。
今年度は、年代に応じた食生活のポイントやレシピを紹介します。家族や仲間と食卓を囲み、食べることの楽しさや大切さを考えてみましょう。

春の離乳食(キャベツ)

今回は春が旬の春キャベツを使った、美味しい離乳食をご紹介します。
キャベツにはビタミンUやビタミンCが多く含まれており、離乳食初期(5~6か月)から開始できる食材です。

キャベツの調理ポイント

茎と葉は分ける(葉先の柔らかい部分から開始しましょう)

キャベツの下処理

月齢に応じた大きさの目安

  • 5~6か月児:すりつぶしてドロドロの状態
  • 7~8か月児:細かいみじん切り
  • 9~11か月児:粗いみじん切り
月齢に応じた大きさの目安
左から9~11か月、7~8か月、5~6か月の目安

バナナキャベツ(5~6か月児)

バナナキャベツ

材料(1回分)

バナナ20グラム(6分の1本)、キャベツ10グラム(葉3分の1枚)

作り方

  1. キャベツは茎と葉を分ける。
  2. 葉を柔らかくなるまで茹で、なめらかにすりつぶす。(茹で汁はとっておく)
  3. バナナを加え、さらにすりつぶして混ぜる。(茹で汁で固さを調節する)

作り方のコツ

バナナは熟れたものが潰しやすいです。(ブレンダーやミキサーがあればよりなめらかになります)
固さはケチャップのようにトロッとするくらいが目安です。

白身魚のミルク煮(7~8か月児)

白身魚のミルク煮

材料(1回分)

鯛(白身魚)10グラム(切り身薄切り1枚)、じゃがいも10グラム(小8分の1個)、キャベツ10グラム(葉3分の1枚)、人参5グラム(少々)、牛乳(育児用ミルク)30グラム(大さじ2)、野菜のゆで汁30グラム(大さじ2)

作り方

  1. じゃがいも・キャベツ・人参は柔らかくなるまで茹でる。(茹で汁はとっておく)
  2. じゃがいもは5ミリ角に切り、軽くつぶす。
  3. キャベツと人参は細かくみじん切りにする。
  4. 鯛の切り身は熱湯で茹で、細かくほぐす。(すりつぶしでもよい)
  5. 小鍋に牛乳と茹で汁を入れて、2~4の材料を加え、ひと煮立ちさせる。

作り方のコツ

魚は刺身用の切り身が手軽で使いやすいです。(白身魚:鯛の他、ヒラメ、タラなど)
魚(たんぱく質中心の食材)は加熱すると固くなる性質があるため、最初はしっかり細かくすることが大切です。
牛乳は1歳までは加熱調理に使用します。(育児用ミルクでも可)

ポテトもち(9~11か月児)

ポテトもち

材料(1回分)

ツナ缶(油なし)15グラム、じゃがいも40グラム(中4分の1個)、キャベツ10グラム(葉3分の1枚)、人参5グラム(少々)、片栗粉4グラム(小さじ1)、サラダ油(適量)

作り方

  1. ツナ缶はしっかり汁気を除いておく。
  2. じゃがいも・キャベツ・人参は柔らかくなるまで茹でる。
  3. キャベツ・人参を粗く刻む。
  4. じゃがいもは、粗く潰し、1・3・片栗粉を混ぜて一口大に形を作る。
  5. キッチンペーパーに油を染みこませて、フライパン全体に薄くひく。
  6. 4を並べて、両面を焼く。
  7. 水を少量加え、蓋をして、蒸し焼きにする。

作り方のコツ

一口大にする際に、厚くなりすぎないように注意。最初は1センチ角程度(写真中央参照)で用意し、少しずつ大きさを変えましょう。鶏ひき肉やきなこなど、じゃがいもに混ぜる食材は自由に変えてみましょう。

第2次食育指針
「なかつ食育指針」を実践して毎日の食生活を楽しく送りましょう

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