公開日 2019年07月19日
毎月19日は「食育の日」です。食育は、子どもから大人まで生涯にわたって必要です。
今年度は、年代に応じた食生活のポイントやレシピを紹介します。家族や仲間と食卓を囲み、食べることの楽しさや大切さを考えてみましょう。
大人の食事(夏バテ予防 野菜レシピ)
夏になり、蒸し暑い日が続いています。暑さによる体内の水分・ミネラルの低下、食欲不振から体の免疫力が低下し、夏バテぎみになっていませんか。
今回は夏野菜を使ったビタミン・ミネラルたっぷりの野菜レシピを紹介します。
今回使用する野菜
- ナス:葉酸・カリウムが豊富。ナスの皮の色素は「ナスニン」というポリフェノールの一種。
- ピーマン:ビタミンCが多く、加熱に強いことから、炒めものや揚げ物にも合う。
- パプリカ:ピーマンよりも多くのビタミンCを含む。特に赤色のパプリカはβ-カロテンも豊富。
- ズッキーニ:皮膚や粘膜を保つ働きがあるビタミンB2が含まれる。
- 玉ねぎ:特有の辛味である硫化アリルはビタミンB1の吸収を促進する。
- トマト:赤い色素のリコピンは抗酸化作用が強く、夏バテ防止にオススメ。
夏野菜スープ
材料(4人分)
ナス中2本、ピーマン1個、パプリカ(黄色又は赤色)1個、ズッキーニ1本、玉ねぎ中1個、トマト中1個、ベーコン1枚、トマト缶(カットトマトが使いやすい)1缶(400グラム)、にんにく(すりおろし)小さじ2、オリーブオイル大さじ1、コンソメ小さじ2、塩コショウ少々
作り方
- ナスは一口大の乱切りにし、水にさらしてアクを除く。
- ピーマン・パプリカはワタを除き、2センチ角程度に切る。
- ズッキーニは幅1センチの半月切りにする。玉ねぎはくし切りにする。
- トマトは粗いみじん切りにする(湯むきすると口当たりがよい)
- ベーコンは幅1センチに切りそろえる。
- 鍋にオリーブオイルとすりおろしにんにくを入れて、加熱する。
- ベーコンと玉ねぎを加えて、さっと炒める。
- トマト以外の野菜を全て加え、全体をよく混ぜ合わせる。
- トマト、トマト缶、コンソメを加えて、20分ほど弱火で煮る。
- 塩コショウで味を調え、器に盛りつける。
1個分の栄養量
エネルギー100キロカロリー、たんぱく質3.0グラム、脂質3.4グラム、炭水化物16.4グラム、塩分0.8グラム、野菜使用量196グラム
ポイント
- 野菜の食感をいかすため、材料は大きめに切りましょう。
- セロリなどの香菜を使うとより本格的な味わいになります。
- 夏野菜に水分がしっかり含まれるため、水は使用する必要がありません。
- 「なかつ食育指針」を実践して毎日の食生活を楽しく送りましょう
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