新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の「見解」(3月9日)要旨

公開日 2020年03月11日

更新日 2020年03月20日

現在の日本の状況

 これまでに国内で感染が確認された方のうち、重症・軽症に関わらず約80%の方は他の人に感染させていません。1人の患者が感染させた人数も概ね1人程度で推移しています。その結果、急激なペースで感染者が増加している諸外国と比べて、感染者数の増加のスピードを抑えることにつながっています。3月9日時点での日本の状況は爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度、持ちこたえているのではないかと考えます。

今後の長期的な見通しについて

 今回、国内での流行をいったん抑制できたとしても、しばらくは、いつ再流行してもおかしくない状況が続くと見込まれます。また、世界的な流行が進展していることから、国外から感染が持ち込まれる事例も、今後、繰り返されるものと予想されます。

みなさまにお願いしたいこと

 これまで、ライブハウス、スポーツジム、屋形船、立食バーティー等で集団感染が確認されています。これらの場所に共通する以下の3つの条件が同時に揃う場所や場面を予測し、できるだけ避ける行動をとってください。

クラスター(集団)発生の3条件

お問い合わせ

地域医療対策課
住所:〒871-8501 大分県中津市豊田町14番地3
TEL:0979-22-1170
FAX:0979-24-2342

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