公開日 2022年06月16日
更新日 2022年06月17日
令和4年6月15日(水)、第2回「中津学」がリル・ドリームで開催されました。
今回は、中津市歴史博物館副主任研究員の浦井直幸さんによる、「小字から見る中津の中世城館」と題した講演で、浦井さんらが市内のお城の分布調査を9年間かけて行った結果報告でした。
中津は、県内でも小字の地名がよく残っている地域で、その中でも『城』がつく小字名が66か所あります。その名前と遺構(土塁跡や堀跡)を手掛かりにすると昔城館があった場所が推定でき、現在も住宅地にひっそりと城館跡が数多く残っているとのことです。
受講者は、自分が住んでいる、知っている場所を浦井さんが示した地図に重ね合わせながら、その「土地の記憶」に思いをはせていました。
「中津学」は、4・8・1・3月を除く毎月第3水曜日13時30分からリル・ドリームで開催します。受講料は100円です。内容は、開催月の市報なかつ1日号に記載します。どなたでも受講できますので、ぜひお越しください。
第3回「中津学」のお知らせ
日時:令和4年7月20日(水)13時30分~
場所:リル・ドリーム
演題:「細川忠興のキリシタン受容と葛藤~戦国時代の一裏面~」
講師:中津市生涯学習大学 教養・郷土史講師 安部 恭一氏
お問い合わせ
社会教育課・生涯学習推進室
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