山国橋が「選奨土木遺産」に認定されました

公開日 2023年04月27日

更新日 2023年05月12日

 公益社団法人土木学会では、貴重な歴史的構造物を広く社会へアピールするため「選奨土木遺産」の認定を行っており、令和4年11月に中津市と吉富町の間に流れる山国川に架かる山国橋が、昭和初期に建設されたRC造の長大橋であることや、当時としては珍しい先進的な技術で建設されたことが高く評価され、「選奨土木遺産」として認定されたことから、4月27日、中津土木事務所において認定書の贈呈式が執り行われ、土木学会より認定書と銘板が山国橋の管理者である大分県と福岡県へ贈呈されました。

 贈呈式には、土木学会の選考委員である第一工科大学の本田教授、九州大学の羽野教授、日本文理大学の池畑教授や田中 大分県中津土木事務所長、西 福岡県京築県土整備事務所長の他、国土交通省山国川河川事務所、中津市、吉富町の関係者が出席し、本田教授より銘板と認定書が田中所長と西所長へ贈呈されました。また、最後に山国橋に移動し記念撮影が行われました。

 なお、中津市では山国橋の他に三光上深水の「キリズシのトンネル」が「選奨土木遺産」として認定されています。

現場写真
山国橋の前で記念撮影
銘板の贈呈
銘板の贈呈
式典の様子
式典の様子

◎山国橋
所在地:大分県中津市外馬場~福岡県築上郡吉富町広津
竣工:1934年(昭和9年)
道路名:県道 中津吉富線
管理者:大分県・福岡県
構造:RC造
延長:213.9メートル

◎公益社団法人土木学会
土木工学の進歩及び土木事業の発達並びに土木技術者の資質の向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与することを目的に設立された法人です。

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