名勝耶馬渓

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公開日 2011年10月01日 00時00分

耶馬渓が「名勝」として国の指定(文化財保護法)を受けたのは大正12年3月7日である。
「耶馬渓」という地名は、1818年この地を訪ねた頼山陽が奇岩奇石の渓谷や岩峰の美しさに驚嘆し、山国谷に転じて「耶馬渓」と呼び「海内第一」の絶景と絶賛した。
また、昭和25年7月29日には名勝耶馬渓を含む一帯が耶馬・日田・英彦山国定公園に指定されている。
耶馬渓の景観ができるまでには、三回の大きな火山活動があったといわれる。

第1回耶馬渓火山活動は、今から100万年くらい前(新生第三紀も終り頃)といわれ、当時は瀬戸内海は九州の腹部を中断して有明海につながっていた。つまり耶馬渓から玖珠にかけての一帯は海であった。
第2回火山活動はそれから数万年後にあり、今の山国川の原形はこの時に出来た。
更に数万年後、阿蘇火山の大噴火がありその後、風雨、河水の浸食作用によって様々な形勝風景が作られたものである。

名勝「耶馬渓」は全66景のうち下記の17景が本町にある。
大正12年3月 7日  指定
昭和11年7月14日  追加指定

 
中ノ迫の景

中ノ迫の景​
本耶馬渓町東屋形

県道宇佐本耶馬渓線沿いの広畑地区から谷ぞいの道に入り、しばらく進むと突然、目の前が開けて異様な恰好の大小の岩峰が見えてくる。八面山から桜峠に連なる集塊岩の大岩峰で、奇岩が乱立して、その遠景に は一種の背凄然さがある。

 
仏坂の景

仏坂の景​
本耶馬渓町下屋形

国道212号沿い、三光と本耶馬渓の境に位置する。大きく蛇行した山国川の急流を前にして、高さ数十メートルの断崖の壁が頭上にせり出し、国道212号もトンネルを穿ってここを通過している。

 
大平山の景

大平山の景​
本耶馬渓町曽木

山国川をはさんで、競秀峰を見下ろすように向き合った、標高597メートルが、ゆったりと山頂部をひろげている。山腹一帯に競秀峰とおなじ集塊岩の岩峰が、樹木の緑を突き破るように聳え立ち、広がっている。山頂附近には、展望台があり、北側の豊前海一帯と、南側の耶馬渓谷とを一望のもとに眺めることが出来る。

 
競秀峰の景

競秀峰の景
本耶馬渓町樋田、曽木

耶馬渓といえば青の洞門のある競秀峰を名指すほど、本耶馬渓の代表的な景勝地である。その景観は、樋田側から一・二・三の峰、えびす岩、鬼面岩、帯岩、大黒岩(帯岩)、殿岩、筍岩、陣の岩、八王子岩など錦をまとった集塊岩の巨峰、巨岩群が約1キロにわたって連なる。競秀峰を観るには、青の洞門をくぐり抜けて、岩肌にふれながら直下から振り仰ぐ方法もあるが、山国川の対岸から観るのが一番である。

 
七仙岩の景

七仙岩の景​
本耶馬渓町曽木

国道212号沿いの上曽木と冠石野のあいだに連なる岩峰群である。7人の仙人が、思い思いの恰好でたたずむ姿に似ているところから、この名がある。

 
犬岩・犬走りの景

犬岩・犬走りの景​
本耶馬渓町曽木

青から山国川を渡って上曽木に出る河床に架けた沈み橋附近が、犬走りの景である。山国川はこの辺りで、数メートル落差を生じているため、直進してきた本流に、東側から合流する跡田川の水も集まり、奔流となって、河床に敬在する大小無数の集塊岩を様々な形に彫りあげている。

 
跡田川筋の景

跡田川筋の景
本耶馬渓町落合から下流

山国川支流の跡田川は周辺の羅漢寺、古羅漢、洞鳴峡などの景勝の地を含め山国川に合流している。

 
羅漢寺の景

羅漢寺の景
本耶馬渓町跡田

全国鎮西羅漢の総本山といわれる羅漢寺を持つ景勝地。寺は山腹の洞窟の中に建造され周辺のカシ、シイ林によく映えて、自然景観に建築物が渾然一体となって羅漢寺という名所をつくっている。

 
古羅漢の景

古羅漢の景​
本耶馬渓町跡田、折元

真正面に羅漢寺山を背負うようにして一段低く屏風を拡げたように、岩峰が壁のように連なっているのが、古羅漢である。飛来峰の巨岩、天人橋の洞窟、東側の巨石に刻された毘沙門天の磨崖仏、最北端の巨岩上にたっている国東塔などがある。古羅漢の前に公共駐車場がつくられ、山上にかけて自然歩道も整備しています。

 
洞鳴峡の景

洞鳴峡の景
本耶馬渓町折元

羅漢寺から南へ1.5キロの国道500号洞鳴橋附近は、両側から岩峰がせまり峡谷をつくっている。西側のイムイ山の中腹には高さ120メートルにも及ぶ絶壁がある。また、その山麓を流れる川は、川底まで一枚岩で覆われ、高さ7メートルの滝もある。

 
木ノ子岳の景

木ノ子岳の景​
本耶馬渓町落合

国道500号の落合地区から望めます。標高は630メートルで、中津方面から望むと、群をぬく姿は「耶馬の富士」といわれるように優美である。

 
 轟の景

轟の景
本耶馬渓町東谷

国道500号、旧東谷小学校をすぎて左手に、樹林の袴をはいた岩峰が東の空をふさぐようにそびえたっている。轟きの景である。岩峰のすそを東谷川の渓流が洗っている。

 
引水の景

引水の景​
本耶馬渓町東谷

国道500号の引水集落から西谷地区へ超していく旧道沿いに、樹林にかこまれて、なかば人の眼にふれることもなく、引水の景がある。中河内附近から望む景色がもっと良い。

 
地蔵峠の景

地蔵峠の景​
本耶馬渓町東谷

国道500号沿いの中手原地区から町道を約3キロ入り、終点の貝塚集落から山道を徒歩約30分で峠に到着します。峠には等身大の地蔵が祀られており、また休憩もできるようになっています。山頂からの眺めは素晴らしく鹿嵐山や仙岩山を眼前に、耶馬渓の山々を広く望見できる。

 
冠石野山の景

冠石野山の景
本耶馬渓町冠石野

国道212号七仙橋を渡って右手、山国川を挟んで対岸の冠野地区の背後の山を総見山という。この山の東南側山頂附近に、「冠石」と呼ぶ名石がある。

 
仏坂の景

賢女ヶ岳の景​
本耶馬渓町多志田

国道212号沿い三日月神社裏手にそびえる、標高約250メートルの岩山が賢女ヶ岳である。七合目あたりから頂上まで灌木がおおっているため、秋は見事に紅葉する。また、対岸のサイクリングロード沿いには、桜並木があり、春は見事です。

 

お問い合わせ

本耶馬渓支所 本耶馬渓地域振興課
住所:〒871-0295 大分県中津市本耶馬渓町曽木1800番地
TEL:0979-52-2211
FAX:0979-52-2427
備考:迷惑メール防止のため @ は _アットマーク_ と標記していますので変更してください

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