病院紹介

部署紹介

患者サポート課

患者サポート課

 患者サポート課は、入院支援、退院支援、病床管理の3部門、8名の看護師で構成されています。

 入院支援部門では、入院の必要な患者さんが不安なく入院生活を送っていただけるように、入院前から目的に沿って必要な説明を行っています。必要な場合は、専門的な知識を持った職員(歯科医師・歯科衛生士・薬剤師・栄養士・理学療法士・医療ソーシャルワーカーなど)と説明面談も行っております。また、早期から退院支援部門と連携を図り、スムーズな退院支援につなげられるように配慮しています。そして、今年度から、がん化学療法認定看護師が配属され、入院される患者さんだけではなく、外来通院・入院中の患者さんを対象に、熟練した高度なケア技術とキュアの知識を用いてがん患者さんおよびそのご家族の方々に対して看護の実践行っていきます。

 退院支援部門では、住み慣れた地域での生活が継続できるように、様々な職種と連携し、切れ目のない医療を目指して支援しています。退院後の生活や生活に必要な介護用品・医療費に関する相談、各種申請手続きなどにも対応しています。また、退院後訪問や退院後自宅に戻られる予定の患者さんが円滑に在宅生活を送っていただけることを目的として、病棟看護師や地域の訪問看護スタッフ(看護師・ケアマネジャーなど)の方々と協力して退院前訪問も行っております。さらに、医療と介護の連携を目的とした地域連携会を2回/年、地域連携室と共同で実施し地域との連携の強化に努めています。(今年度は呼吸器感染症の関係で日程は、未定となっております。)

 病床管理部門では、当院へ搬送される救急・紹介患者様の病床の確保、病床の有効活用を徹底するともに、患者さんの病状に合わせた療養環境を提供できるように心がけています。また、地域の基幹病院として急性期医療を担うため、各診療科の医師・地域連携室(MSW)・医事課・他施設と連携し、より多くの入院患者様の受け入れができるよう地域のニーズに応えられよう日々努力しています。

外来

外来

 外来は、28の診療科を標榜し、1日平均約280名の来院患者様の健康回復、健康維持のため安心、安全で質の高い責任ある看護を提供できるよう日々努めています。また二次救急指定病院として、救急外来で24時間対応させて頂いています。
「外来は病院の顔」「心のこもった挨拶」「解りやすい説明」を合い言葉に、病院の理念である「病む人の身になって安全で質の高い医療を提供」することを念頭に置き、患者様の声を大切にしてよりよい看護サービスの提供をスタッフ一同心掛けていきたいと思います。

手術室

手術室

 手術室では、10診療科(呼吸器外科、外科、小児外科、心臓血管外科、泌尿器科、産婦人科、歯科口腔外科、脳神経外科、循環器内科、耳鼻科)の手術を担当しています。年々増加している手術件数は、平成30年度1644件でした。また、夜間、休日の緊急手術にも、対応できるよう、医師、看護師、臨床工学技士、臨床検査技士との情報交換を行い、患者様、ご家族様に安心・安全な手術が提供できるように努めています。

3階東病棟

3階東病棟

 当病棟は、新生児から15歳未満(中学生以下)のお子さんを対象とした病棟です。緊急入院となる急性疾患の他に、小児外科、食物アレルギーの食物負荷試験などの検査入院なども行なっています。
小児科では、お子さん、保護者の皆さんが緊張せずに療養生活を送っていただきたいとの思いをもち、病棟スタッフ一丸となって医療・看護にあたっています。
病棟内にはプレイルームがあり、年齢に応じた玩具、遊具を用意しています。医師の許可が下りたお子さんはこちらで遊ぶことができます。

3階東病棟・NICU

NICU

 当院NICUでは、新生児集中治療施設(NICU)3床を有しており、平成22年度より地域周産期母子医療センターにも認定されています。大分県内にはいくつかのNICUを有した病院がありますが、県北では唯一のNICUとなります。体重が小さい・呼吸が苦しい・黄疸が強いなど何らかの疾患や症状がある赤ちゃんに集中的に治療や、看護を行い入院から退院まで継続した医療を提供できる場所です。赤ちゃんは、脳の発達が急速で感受性が高く、外からの影響を受けやすいため、音や光の刺激を最小限にした環境作りをしています。また、24時間体制でよりよい看護が提供できるよう、知識と技術の向上に日々努めています。赤ちゃんの健やかな成長を願い、1人1人に愛情を持って接しています。

3階西病棟

3階西病棟

 3階西病棟は、産婦人科・乳腺外科をメインとする女性混合病棟です。乳腺外科、婦人科では、外科的手術及び化学療法、放射線療法を行っています。急性期病棟の役割を果たすべく他職種カンファレンスで退院調整を行い、地域包括ケア病棟との連携を図っています。産科では、切迫流早産、妊娠高血圧症候群などのハイリスク妊婦や分娩・産褥の管理を要する患者を受入れており、地域周産期母子医療センターの役割を担っています。総合周産期母子医療センターとの連携をはかり、ドクターヘリ・救急車での母体搬送も行なっています。正常分娩も対応しており、マザークラスや産後の母乳外来を行い、お母様が安心して出産、育児にのぞめるよう継続的な支援を行っています。さらに2019年11月から母児同室制を導入し、母子に寄り添う看護を行っています。
女性病棟ゆえに全員女性スタッフが対応しており、患者様の気持ちに寄り添い、笑顔できめ細やかなケアをチーム一丸となって提供しています。

4階東病棟

4階東病棟

 4階東病棟はベッド数42床の地域包括ケア病棟です。急性期治療により状態は改善したが退院に不安をお持ちの患者様や、リハビリ、内服薬の調整など退院に向けた準備が必要な患者様の退院支援を行い、在宅や施設への橋渡しをする地域に密着した病棟です。その他にも糖尿病の教育入院や外科、口腔外科の入院期間の短い手術、日帰り輸血などの患者様が入院されています。
 高齢の患者様が多くの割合を占めるため、持てる力を引き出し、維持できるようにリハビリに力を入れています。患者様、ご家族が望む場所に退院できるよう、他職種で連携をとりながら協働しています。

4階西病棟

4階西病棟

 4階西病棟は36床のベッドを有しており、主として外科の患者さんの受け入れを行っています。診療科は消化器外科・呼吸器外科・泌尿器科・脳神経外科ですが、急性期患者の受け入れではその他の診療科の患者さんの入院もなされています。
看護師は患者や家族が安心して入院生活ができるように常に笑顔を心がけています。
また、地域との連携を図りながら入院から退院まで色々な職種で構成されたチームが関わり、よりよい環境で退院ができるように支援を行っています。

4階西病棟・HCU

HCU

 HCU(ハイケアユニット)では6床のベッドを有しています。
集中医療が必要な患者さんが入室され、いつでも看護師が室内に常駐している環境で集中看護が行われています。成人のあらゆる科の重症者を救急外来や他病棟より受け入れるため、スタッフは日々、知識・技術の習得に励んでいます。緊張感の漂う職場ではありますが、チームワークを大切に安全な看護を目指しています。

5階東病棟

5階東病棟

 5階東病棟は内科、消化器内科、糖尿病内科、腎臓内科、放射線科をはじめとする内科中心の病棟ですが、脳神経外科の患者様も入院されています。化学療法や血管造影、ERCP・EIS・EVL等の内視鏡的処置を受ける患者様の入院が多く、日々、知識・技術の習得に励んでいます。皆さんの安心、安全、笑顔を守るため、ベッドサイドに寄り添う看護を導入しています。また、得意分野をさらに伸ばせるように頑張っています。

5階西病棟

5階西病棟

 5階西病棟は重症治療室3床を含む、定床42床の病棟です。循環器内科、心臓血管外科、呼吸器外科を中心に、いろいろな診療科の患者様を受け入れております。重症治療室では、急性心筋梗塞の患者様など、重症の循環器内科疾患患者の観察・ケア・処置を行っております。スタッフが一丸となり、「この病院に入院してよかった。」と、さらには「この病棟でよかった。」と言っていただけるよう全員で看護に取り組んでまいります。常に仕事ができる喜びを感じながら、“目の前の患者様が自分の大切な人だったら・・”と思い、患者様に寄り添日々努力しております。

緩和ケアセンター

緩和ケアセンター

 緩和ケアセンターは昨年4月より新しくスタートし2年目を迎えました。全室個室の12床からなり、各部屋にはミニキッチンや冷蔵庫などがあります。部屋の中は大きな窓が明るい空間を生み出し、天気の良い日にはベッドのままウッドデッキに出ることもできます。また共有スペースとして家族や友人との面会や食事などができるディル―ムがあります。少しでも自宅に近い環境の中で家族との時間を大切に過ごして頂けるよう努めています。
 緩和ケアセンターではがんに伴うつらい症状をできるだけ和らげ、望まれることや大切にしたいことを支援していけるように医師や栄養士・薬剤師などの多職種と連携を図っています。16人の看護スタッフは一人ひとりと向き合い寄り添う看護を大切に日々努力しています。
「話すこと・和らげること・輪をつなげること」この3つの「わ」を大切にしながら住み慣れた地域で満足のできる緩和ケアを受けられることをめざしていきます。