病院紹介

院長あいさつ

院長 是永 大輔

院長 是永 大輔

 この度、平成28年4月1日付けで、横田昌樹院長のあとをうけて大分県中津市立中津市民病院長を拝命いたしました。

 中津市民病院は大分県北・福岡県東部(京築)地区の24万人医療圏の中核病院であり、大分県のがん診療連携拠点病院・災害拠点病院であるとともに小児救急センターや地域周産期母子医療センターが併設されています。高度専門医療・公的医療の充実に努めるとともに,地域特性により必要度の高い小児・産婦人科疾患に適切に対応すること、また,救急医療の対応強化などを進めて、病院機能のさらなる向上を図ることを目標としています。今年度から心臓外科を開設いたしますので、循環器内科と心臓外科による専門的医療チームによる安心・安全な治療を地域の皆様方に還元できるようになるものと期待しています。

 私は国東半島の豊後高田市出身であり、28年ぶりに福岡県から大分県で診療に携わる機会に恵まれました。故郷の県北の地で医師人生の最後を全うできることは本望であります。中津市は黒田官兵衛が築いた町であり、京町や博多町という地名が残っており、京都や博多から職人を呼んで新たな息吹を吹き込んだと聞いています。中津市民病院の歴史と文化を大切とし、それに九大病院や福岡市民病院で培ったこれまでの経験を融和させて、ホスピタリテイ溢れる病院を造りたいと考えています。

 中津市民病院は中津市民の財産であります。もとより浅学菲才の身でございますが、地域医療の発展・充実のため心を新たにして重責を果たす所存でございますので、今後とも尚一層の御指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

平成28年4月1日