当院について

泌尿器科

泌尿器科のご紹介

 われわれ泌尿器科は意外に広い範囲を診る診療科です。

 罹患率の増加で話題の前立腺癌をはじめ、膀胱癌・腎臓癌・精巣腫瘍などの悪性腫瘍(いわゆる癌)の診断から治療までを泌尿器科で行います。平成29年に泌尿器科で行った手術221件数のうち約1/3が癌の手術です。また当院は県北地域で唯一放射線治療ができる病院であり、患者さんの要望にあわせて放射線治療も積極的に行っております。

 超高齢化社会をむかえ、手術やら放射線やら抗癌剤をつかって何が何でも癌をなおす、というやり方はなかなか通用しなくなりました。若い方であればむろん何とか治癒・完治を目指しますが、もう米寿を迎えようとする方の癌をどう治療するかは悩むところです。「悩ましいところは割り切らずに悩む」が当院泌尿器科の患者さんへの寄り添い方です。

 癌だけではありません。おしっこが出にくい、近い、漏れるなどの生活の質に関わるような排尿に関わる症状もあつかいます。このような疾患には、前立腺肥大症・過活動膀胱・神経因性膀胱・腹圧性尿失禁・夜間多尿などがあります。「歳だからしかたがない」とあきらめないで一度泌尿器科へ相談してみることをお勧めします。

 痛さでは世にある全ての病の中でベストスリーに入る尿管結石。これも当科で治療します。自然に排出されないような結石に対しては手術を行います。カメラの性能がずいぶんと良くなり、細い軟らかいカメラを腎臓まで入れてレーザーで結石を割って取り出すことが可能になりました。

 尿路感染症も泌尿器科診療のかなりの比重を占めます。泌尿器の感染といえば比較的若い人の性病や膀胱炎・・・なんていうイメージもあるようですが実際はごく一部で、多くは、高熱が出てぐったりして救急車で運ばれてくる高齢の方です。腎臓や前立腺にばい菌がついて重症化したのです。多くは抗生剤で治るのですが一部の方は特殊な処置が必要になります。川の流れと同じで、さらさら流れる川は澄んでいるし、よどんだ所は濁っている。尿の流れをよくして感染を治りやすくすることも泌尿器科の重要な仕事です。

 昔の方なら「なすびが出て困る」と訴える膀胱脱や子宮脱などの女性特有の疾患もメッシュを用いて治療します。

 例えてみれば、膀胱や子宮が膣から飛び出してこないようにハンモックで支えてあげる感じです。

 その他、小児の尿路奇形、精巣捻転、尿路外傷、尿膜管疾患、アルドステロン症などの副腎疾患の治療など行っています。

 心配なことがあれば相談に乗ります。外来でお待ちしています。

年間外来患者数 年間手術件数

診療体制


      外来診療担当医表

医師紹介

【氏  名】
【役  職】臨床研究部長(外科系)
兼 泌尿器科部長
【専門分野】泌尿器全般
【専門医等】日本泌尿器科学会専門医・指導医
【所属学会】・日本泌尿器科学会
・日本排尿機能学会
・日本Endourology-ESWL学会
・日本透析学会