古要舞と神相撲(国指定重要無形民俗文化財)

公開日 2013年08月06日

更新日 2020年01月06日

古要舞と神相撲

概要

 3年に1度の10月第二日曜日に大字伊藤田の古要神社で古要舞と神相撲が開催されます。「くぐつの舞い」といって、くぐつ(人形)をあやつるお祭りです。福岡県築上郡吉富町の古表神社に伝わるものとともに国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 奈良時代、九州の南に住む隼人たちが反乱を起こしました。朝廷の命令で豊前の国からも軍隊が向かいました。

 しかし、隼人があまりにも強いので、戦場でくぐつの舞いを行ないました。そして、くぐつの舞いを見物している隼人を攻めたのだそうです。その時に亡くなった隼人の霊をなぐさめるために、宇佐神宮の放生会が始まったそうです。昔は宇佐神宮の放生会(現在は仲秋祭)の時にくぐつの舞いを行なっていました。

 16時過ぎから始まり、くぐつによる古要舞が古要楽にのって奉納されます。続いて神相撲が行なわれます。

開催地

大字伊藤田 古要神社

開催期間

3年に1回、10月の第2日曜日開催

※令和5年(2023)は中止となりました。次回は2026年の予定です。

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