公開日 2019年06月19日
毎年6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です。食育は、子どもから大人まで生涯にわたって必要です。
今年度は、年代に応じた食生活のポイントやレシピを紹介します。家族や仲間と食卓を囲み、食べることの楽しさや大切さを考えてみましょう。
子どもの食事(お手軽 朝ごはん)
1日3回の食事を決まった時間に食べることで、生活リズムが整います。特に、朝ごはんは、脳・体・内臓のスイッチを入れる大切な役割があります。
20歳以上で朝ごはんを食べていない人のうち、約3割は、子どもの頃から朝ごはんを食べない習慣が始まっています。中津市の調査では、小学生・中学生と年代があがるにつれて、朝ごはんを食べない人が増える傾向があります。体が大きく成長する時期こそ、毎日の朝ごはんが大切です。
朝ごはんのポイント
朝、起きたとき、脳も体もエネルギーが不足している状態です。まずは、炭水化物(ごはんやパンなど)で脳に栄養を届けます。次に必要なのはたんぱく質(卵や納豆、牛乳など)です。たんぱく質には、体温を上げる働きがあります。最後に、野菜や果物が揃うとバランスのよい朝ごはんとなります。
今月は、手軽な朝ごはんをご紹介します。お弁当やスポーツ・習い事の前後の補食にもおすすめです。
鮭チーズおにぎらず
材料(1個分)
ごはん150グラム、鮭フレーク大さじ1、スライスチーズ1枚、サニーレタス1枚、焼き海苔1枚
作り方
- サニーレタスは洗って、水分をよく拭き取り、手でちぎる。
- ごはんの半量を海苔の上におき、正方形にととのえる。
- 鮭フレーク、スライスチーズ、サニーレタスをおき、残りのごはんをのせて形をととのえる。
- 海苔を四方から折りたたみ、ごはんをしっかり包む。
1個分の栄養量
エネルギー338キロカロリー、たんぱく質12.1グラム、脂質5.9グラム、炭水化物57.5グラム、塩分0.5グラム
卵ウインナーおにぎらず
材料(1個分)
ごはん150グラム、卵1個、塩こしょう少々、ウインナー2本、サラダ油小さじ1、にんじん8分の1本(20グラム)、塩ひとつまみ、酢小さじ1、サニーレタス1枚、焼き海苔1枚
作り方
- サニーレタスは洗って、水分をよく拭き取り、手でちぎる。
- にんじんはせん切りにして、塩をふっておく。
- フライパンにサラダ油を熱し、ウインナーを焼く。
- 卵を割りほぐし、塩こしょうを加え、フライパンで炒り卵をつくる。
- にんじんの水気をしぼり、酢を加えて混ぜる。
- ごはんの半量を海苔の上におき、正方形にととのえる。
- にんじん、ウインナー、卵、サニーレタスをおき、残りのごはんをのせて、形をととのえる。
- 海苔を四方から折りたたみ、ごはんをしっかり包む。
1個分の栄養量
エネルギー473キロカロリー、たんぱく質16.8グラム、脂質17.2グラム、炭水化物61.0グラム、塩分1.3グラム
ポイント
海苔にごはんをのせるときは、海苔に対して斜めに正方形を作ると、包みやすくなります。7センチから8センチの正方形の型を使うと、よりきれいに作ることができます。
- 「なかつ食育指針」を実践して毎日の食生活を楽しく送りましょう