令和6年6月21日金曜日、多志田冠石野自治公民館で開催されている“たのしみ会”を訪問しました。公民館は地区を見渡せる少し高台にあり、ご高齢の方や歩行が困難な方を、皆で助け合いながら車で送迎をされています。毎月第3金曜日に開催されており、この日は14名の方が参加されていらっしゃいました。

始めに、サロンで作られたオリジナルの歌「多志田冠石野たのしみ会の歌」「気をつけよう音頭」「ぼけない音頭」「かしこい消費者になろう」を元気に歌われ、その後は社協の職員の方による、季節に関するクイズ形式のお話があり、梅雨の由来やアジサイの色について、カタツムリの殻左右巻き方について等、答えも面白くなっていて手を挙げて元気な声で答えられるなど、はつらつとした雰囲気でした。

お昼は、ボランティアの方が栄養ある献立を考えてくださって、手作りの混ぜご飯のお弁当や春雨のお吸い物等、歓談されながら美味しく頂きました。サロンでは、「今日は来ているのかな、元気かな」等よく気にかけてくださって、顔を見ると安心されるそうです。サロン活動のおかげで、以前山国川が氾濫した際には皆さんがスムーズに避難する事ができ、非常時の炊き出しも助け合えたそうです。

サロンの日は、移動販売車によるお買い物も楽しみにされていらっしゃって、秋は皆さんでお買い物や食事を兼ねたバス旅行もされるそうです。