令和6年4月11日（木）、第1回教頭会議を中津市役所研修室にて行いました。

会の冒頭に古口教育長が「教頭先生は職員室の担任」として次の2点を訓示しました。

(1)先生方を元気にしていく

子どもたちを元気にするのは担任の先生方。先生方を元気にするのは管理職。一人ひとりの先生に誠実に関心を寄せ、細かいところをしっかりと見て、以前と比べて細やかな変化も心から褒める。これを繰り返すことで教職員は元気が出て、学級経営や授業づくりに役に立つ。先生が変われば子どもたちも変わってくる。

(2)家庭訪問の重要性を先生方に伝える

中津市の教育の柱は「子ども理解」「人権教育の徹底」「学力・進路保障」「保護者・地域との連携」の4本柱。家庭訪問をすることで「子ども理解」「保護者・地域との連携」の2つを同時にできる。保護者と直接会って、親の思いや家庭で頑張っていること、保護者の困りなどいろいろなことを聴き、子どもを理解して欲しい。また、保護者の方に学校での子どものささいな頑張り・成長の様子も伝えて欲しい。そうすると、保護者の方との距離が縮まり教育効果が上がったり、保護者との連携が密になったりする。

　その後は、令和6年度中津市学校教育指導指針について、「自ら学ぶ意欲と確かな学力の育成」について、学力調査について、英語教育の推進について、ICT活用教育の推進について、組織的ないじめ・不登校対策の充実について、特別支援教育の取組について、働き方改革について、各担当から説明を行いました。