2019年市長新春あいさつ

公開日 2019年01月01日

2019年市長新春あいさつ

 明けましておめでとうございます。
 皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
 また、平素より市政へのご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 中津市は、「暮らし満足ナンバー1」をめざして「なかつ安心・元気・未来プラン」に基づき、各種政策を実施しているところです。
 高齢者の皆さんが住み慣れた地域で健やかに暮らしていくため、医療と介護の連携体制を整備しながら、「元気いきいき週一体操教室」や「サロン活動」などの健康づくりを進めています。
 保育所・放課後児童クラブの定員増を行い、屋外大型遊具・屋内プレイルームなどの子どもの遊び場を整備しましたが、今年は病児保育や子ども医療費助成の拡充など子育て施策にも引き続き力を入れてまいります。
 人口減少に対応するため、孤立ゼロをめざした訪問や困りごとサポート隊の新設など、顔の見えるサービスの充実に努める一方、定住に不可欠である地場企業の振興や企業立地を推進し、経済基盤の強化にも努めています。さらに、今年は「新中津市学校(仮称)」や「中津市歴史博物館(仮称)」の開設など、あらゆる年代、様々な分野での学びや活動の機会を創出します。
 日本が本格的な人口減少社会を迎える中、中津市は減少を最小限にとどめています。しかし、「近年多発する災害への確かな備え」「一次産業の担い手確保」「子どもの可能性を拡げる教育」「環境との共生」「男女共同参画」など、取り組むべき課題も山積しています。こうした課題に迅速かつ着実に対応していくと同時に、施策の実行には安定した財政基盤が不可欠であり、不断の行財政改革に取り組んでまいります。
 まちづくりには、国や県・近隣自治体はもとより、大学等の教育機関、民間企業や市民団体、そして皆様一人ひとりの力との連携・結集が必要です。中津市に「住みたい」と思っていただけるよう、「災害に強い」、そして「誰もが夢と希望を持ち、将来にわたって暮らし満足を実感できる」まちづくりに取り組んでまいります。今後とも皆様のまちづくりへのご参加、ご協力をお願い申し上げます。
 今年は中津市制が施行されて90周年です。新しい年が皆様にとりまして、素晴らしい年となりますよう心から祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。