【市長から市民のみなさまへ】「4.11 中津市の防災を考える日」にあたって

公開日 2020年04月11日

 平成30年4月11日未明に発生いたしました、中津市耶馬溪町金吉地区山地崩壊災害から2年を迎えました。

 この災害で受けた辛い経験を教訓とし、また、市民のみなさんとご一緒に、更なる防災、減災意識の向上を図るため、市では、災害発生から1年となる昨年から、この日を「4.11 中津市の防災を考える日」と定め、初年度は、市幹部職員を対象とした防災に関する研修会を開催しました。

 被災地では、大分県による災害復旧工事が3月27日に完了し、これを受けまして、被災地に発令しておりました2世帯5名に対する避難勧告を解除し、合わせて被災地周辺の市道の通行止めも解除いたしました。

 また、被災地周辺では、国や県による危険箇所の調査等が現在も行われており、これから対策工事などのハード対策が進められると思います。

 この度、2度目の「4.11 中津市の防災を考える日」を迎え、市の防災、減災対策のさらなる強化に向けて、ハード、ソフトの両面から対策を講じ、これまで以上に市をあげて防災、減災の意識を高めていきたいと思っています。

 そこで今年度も、自主防災組織の代表や防災士、市議会議員、市幹部職員を対象として、耶馬溪公民館文化ホールで防災講演会を開催する予定でしたが、折からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況から、残念ながら延期とすることにいたしました。

 今後も引き続き、自助・共助・公助の連携を強め、災害に強い、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。

 結びに、犠牲となられました6名の方々、災害復旧工事の不慮の事故により亡くなられた1名の方に、改めまして心よりご冥福をお祈りいたします。

令和2年4月11日

大分県中津市長 奥塚 正典

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