令和8年第1回定例市議会の行政報告

公開日 2026年02月17日

 令和8年第1回定例市議会の開会にあたりまして、行政報告等を行います。

 まず初めに、新しいごみ処理施設の整備についてです。
 令和6年12月に上毛町とごみの広域処理に向けた「基本合意書」を締結し、これまで協議を行ってきました。
 このたび、中津市と上毛町で「ごみの共同処理」を行うことに合意したことから、令和8年4月1日に一部事務組合である「中津上毛環境事務組合」を設立し、令和16年度の稼働を目指して取組みを進めてまいります。

 次に、物価高騰対策についてです。
 国の「『強い経済』を実現する総合経済対策」に基づき、こども一人あたり2万円が支給される「物価高対応子育て応援手当」につきましては、申請不要のプッシュ型の方法により、2月9日までに、6,138世帯に対し、2億2,820万円を支給しました。引き続き、3月31日までに生まれる新生児など、申請が必要な方へ随時支給してまいります。
 「中津市プレミアム商品券」については、2月13日までで購入申込みを締め切り、今後、購入者を決定した後、3月19日から市内の対象店舗でご利用いただける予定です。
 また、住民税非課税世帯への給付金について、対象世帯に対する通知を発送しました。プレミアム商品券の購入にも役立てていただけるよう商品券のチラシを同封するとともに、3月初旬には給付金をお届けできるよう事務を進めております。

 次に、災害に強い安全なまちづくりについてです。
 2月15日に「なかつジュニア防災リーダー認定式」を行い、31名の児童が新たに認定されました。今後も、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりに向け、市民のさらなる防災意識の醸成に取り組んでまいります。

 次に、安心して暮らせるまちづくりについてです。
 1月24日、中津文化会館において、中津市安全・安心まちづくり推進大会を開催しました。安全・安心なまちづくりに功績があった団体、個人に対する表彰や、中津警察署との合同による防犯寸劇、市内高校生による防犯漫才、書道パフォーマンスが行われ、約300名の市民や関係機関・団体の皆様と共に、地域の安全確保に向けた防犯意識の向上を図りました。

 次に、多文化共生の推進についてです。
 12月14日、中津市内に居住する外国人を対象に「外国人のための防災バスツアー」を開催し、本市で発生した過去の災害や、防災対策について学んでいただきました。
 2月8日には、中津市在住のミャンマー人を対象とした生活ルールセミナーを開催しました。中津警察署及び東京海上日動火災保険株式会社の協力のもと、交通ルールの遵守や事故防止、自動車保険制度の重要性について説明しました。また、セミナー開催にあわせて、NPO法人中津外国人共生支援協会と共に、日常生活の困りごとを共有する交流会を実施しました。

 次に、企業誘致の推進についてです。
 令和7年11月以降、4件の立地表明がありました。
 大分ドライルーブ株式会社は、自動車内外装部品の塗装及び組立てを行っており、受注拡大に対応するため、第2工場塗装関係設備を増設します。投資額2億円、雇用者数10人、令和8年6月の操業開始予定です。
 豊能運送株式会社は、自動車部品輸送、組付け事業を行っており、生産能力拡充のため増設します。投資額4億2,000万円、雇用者数10人、令和8年8月の操業開始予定です。
 THKリズム株式会社は、自動車部品の中でも安全性に直結する重要保安部品の製造を主力事業としており、設備の増強、生産性向上を目的として増設します。投資額1億1,600万円、雇用者数3人、令和8年12月の操業開始予定です。
 愛宕自動車工業株式会社は、ボデー製作、車体改造、自動車整備などを行っており、特殊車両等の生産能力拡充のため増設します。投資額10億円、雇用者数30人、令和9年5月の操業開始予定です。
 また、2月2日に、ダイハツ工業株式会社より、同社初のバッテリーEV(電気自動車)である軽商用車の新車発表がありました。環境負荷の低減のほか、災害時にも活躍できる、次世代を支えるモデルとなっており、生産は大分(中津)第1工場で行われます。中津市から新しい時代の車が誕生することを、大変うれしく思います。

 次に、創業支援についてです。
 創業を志す方を対象に、起業プロセスの学びと受講者間のネットワーク構築を目的とした「創業・新規事業構築セミナー」、及び女性起業家支援事業「NAKATSU arch」を8月から12月にかけて実施しました。また、「NAKATSU arch」の受講者から2名が、経済産業省のユニコーン創出支援事業である「GIRAFFES JAPAN」九州地区のファイナリストに選出されました。2月13日に開催されたビジネスプラン発表会では、両名とも多数のサポーター企業から支援を獲得しました。
 今後も、中津市の産業創出の担い手となる、チャレンジ精神に富んだ人材の発掘・育成に注力してまいります。

 次に、水産業の振興についてです。
 中津のブランド牡蠣「ひがた美人」は、漁業者の献身的な作業などにより、今シーズンは生育量が大きく伸びました。これにより、大分県漁業協同組合中津支店は、12月1日から市内外に向けて出荷を開始するとともに、1月16日からは、小祝漁港で牡蠣小屋の営業を3年ぶりに行っています。

 次に、観光振興についてです。
 福岡県からの観光誘客を図るため、2月3日から8日までの間、太宰府市の九州国立博物館にて「やばけい遊覧」のパネル展示を行いました。また、2月14日、15日の2日間、東京都において、文化庁と日本遺産連盟が主催の「日本遺産マルシェ」に出展し、日本遺産「やばけい遊覧」及び「やばはく2026春」のPRを行いました。
 12月7日には、クルーズ船「三井オーシャンフジ」が中津港に初寄港し、多くの乗員乗客をお迎えしました。当日は、「初寄港歓迎セレモニー」を行い、おもてなしイベントとして地元の和太鼓団体や市内園児の鼓笛隊、中学生による吹奏楽の演奏を披露しました。あわせて、九州・中津逸品もんなどの物産展も開催し、中津一丸となってのおもてなしに、多くの喜びの声をいただきました。

 次に、スポーツの振興についてです。
 1月25日、中津文化会館で、元福岡ソフトバンクホークスの和田毅さんを講師としてお招きし、中津市民講座を開催しました。「挑戦し続ける力~野球人生で学んだこと~」と題し、ナビゲーターとの対談や来場者からの質問コーナーが行われ、大いに盛り上がりました。
 また、2月12日から14日までの3日間、慶應義塾体育会野球部の合宿がダイハツ九州スタジアムで行われました。福澤諭吉旧居での歓迎式から始まり、九州共立大学野球部及び日産自動車九州野球部との練習試合のほか、地元小中学生を対象とした野球教室が行われ、スポーツを通じて慶應義塾と中津市の交流を深める機会となりました。

 次に、学びの里なかつの推進についてです。
 11月15日から1月12日までの間、中津市歴史博物館において、特別展「小幡篤次郎-智徳の人、篤実の君子-」を開催しました。『学問のすゝめ 初編』の共著者としても知られ、日本の近代化に尽力した小幡篤次郎の業績を、自筆原稿や肖像画など様々な展示品を通して紹介しました。
 また、11月29日には「中津藩と小幡篤次郎」と題した市民講座を、12月6日には小幡篤次郎の著作に関するワークショップを開催するなど、特別展開催にあわせて各種イベントを実施し、多くの方に参加いただきました。
 12月5日には、福澤諭吉記念第64回全国高等学校弁論大会を開催し、北海道から沖縄県まで29名の弁士が出場しました。市内の多くの高校生が弁論を聴講するとともに、各校からのボランティアスタッフが運営に携わるなど、「弁論の甲子園」と称されるに相応しい大会となりました。
 12月9日には、第33回全国高等学校ロボット競技大会で優勝と第3位を受賞した功績を称え、中津東高等学校ロボット部に対し、中津市特別表彰を行いました。
 1月に開催された第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会では、大分県代表として出場した東九州龍谷高等学校女子バレーボール部が全国屈指の強豪校らしい力を発揮し3位に入賞するなど、未来を担う若い世代の活躍が続いています。
 また、昨年、中津南高等学校で神戸大学出前講義を開催しましたが、12月19日には、中津北高等学校において、同校が取り組む「地域に学ぶ地域と学ぶ中津北高確かな生きるプログラム」の一環として、私が全校生徒を対象に授業を行いました。
 2月1日には、一般財団法人未来を創る財団との共催で、「デンマークからのインスピレーション」と題したワークショップを開催しました。デンマークの教育専門職の方をお招きし、北欧デンマークのまちづくりの考え方、市民参加について学ぶとともに、中津のまちづくりについてグループワークを交えながら考えました。
 2月7日には、数々の著書やテレビ出演で有名な歴史学者である磯田道史さんと、耶馬溪町出身の実業家である朝吹英二氏の玄孫で、芥川賞作家の朝吹真理子さんによる特別対談会を開催しました。「歴史を語る 言葉を紡ぐ」をテーマに、中津市、福澤先生、そして福澤門下の朝吹翁について、日々の活動など様々なエピソードを織り交ぜたトークを繰り広げました。
 また、民間における取組みとして、中高生がデザイン思考・デジタル技術を学び活用することを目的とした「未来クリエイター育成プロジェクト」が、日の出町商店街内のコワーキングスペースで開催されています。1月31日から、毎週土曜日に4週にわたり開催され、参加者は学んだことを活かして、仮想空間「メタバース」の中に思い描く理想の中津市を制作し、発表します。

 次に、中津港及び高速交通網の整備促進についてです。
 1月22日、東京で開催された「第1回新幹線基本計画路線総決起大会」に出席しました。大会発起人である大分県知事や県内自治体関係者とともに、東九州新幹線の整備計画路線への格上げに向けた法定調査の早期実施などについて要望しました。
 あわせて、国土交通省港湾局長ほか関係者を直接訪問し、中津港整備促進に向けた要望を行いました。

 以上をもちまして、報告を終わります。

 議員の皆様方におかれましては、今後ともご指導ご協力いただきますようお願い申し上げます。

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