市長コラム~つなぐ~ 17

公開日 2026年03月17日

 昨夏、好きな背番号入れのできるTシャツをこしらえました。さて何番にするか考え、記念に自分の年齢にすることにしました。その数字の左右を入れ替えると自分にとって面白いことと気づきました。
 時計の針を50年以上戻します。当時高校生、南沙織さんの歌う「17才」、青い空を思わせるさわやかな歌声でした。また女性雑誌「セブンティーン」は若者文化を代表し、私たち世代にとって「17」は青春真っただ中を表わすシンボル的数字でした。
 実は、私にとって「17」は、不思議な縁ありの数字なのです。汗と土のにおいがする数字と言ったらよいのでしょうか。学生時代、所属していたソフトボール部、渡されたユニフォームの背番号がたまたま「17」。当時は自分の生き方に迷い進路が定まりません。そんな中、グラウンドで数知れぬノックを受け土まみれになるまで無心に白球を追いかけると、不思議と体内エネルギーが呼び起こされました。「17」はその原動力でした。
 さらに社会人になって職場の野球チームで与えられたのが再び「17」、自分で選んだわけでもない馴染みの数字に親しみが深まりました。仕事が終わると何もかも忘れ野球に打ち興じました。
 今、多くのファンが「17」番に熱狂していますね。大谷選手のあの異次元の活躍は驚くばかりで元気をもらえます。こちらは草野球レベル、同じ背番号と言うだけで何の関係もないのですが、なにかしら嬉しいものです。
 背番号「71」のTシャツは着心地満点。キャラクター入りのデザインが若者向きでちょっと気恥ずかしいものの、人生と言う大きなグラウンドに立ってあの若き日のように元気にプレーしてみたいものです。いやいや、これは「年寄りの冷や水」、せめて心意気だけでも「セブンティーン」で!

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(市報なかつ令和8年4月号掲載)

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