メイプル耶馬サイクリングロード一部通行止めのお知らせ

 　水路工事に伴い中津市本耶馬渓町冠石野地域の一部が通行止めとなる箇所があります。通行の際にはご注意ください。
　工事期間は令和6年4月8日（月）～令和6年6月30日（日）となります。

※但し下記期間及び、工事が休みの場合は通行止めを解除しております。
　4月27日（土）～5月5日（日）、毎週日曜日

メイプル耶馬サイクリングロードは、耶馬渓鉄道廃線跡を利用した自転車道で、1982年（昭和57年）に整備されました。鉄道跡を利用しているため、勾配も緩やかで初心者にもお勧めのサイクリングコースです。
　サイクリングロードは、県道臼木沖代線（うすきおきだいせん）から山国町守実（やまくにまちもりざね）までの約36キロメートルの「一般県道中津山国自転車道」で、うち本耶馬渓から山国までの約22キロメートルが、山国川を沿うように走る「自転車専用道路」となっています。
　紅葉や、菊池寛の『恩讐の彼方に』でも有名な「青の洞門」など多くの景勝地を楽しむことができ、鉄道跡を利用したトンネルや鉄橋などバリエーションに富んだサイクリングロードです。

サイクリングコース

　サイクリングを楽しまれる方の目的に合わせて3つのコースを設定しています。
　(通行止め等の情報は、GoogleMapをご覧ください。)

◆地図でメイプル耶馬サイクリングロードを巡る（Google Map）

　大分県北部にはメイプル耶馬サイクリングロードの他にもJR中津駅、JR別府駅、大分空港からアクセスできる広域サイクリングルートがあります。

◆地図で大分県北サイクリングルートを巡る（GoogleMap）　

耶馬渓鉄道の歴史

　耶馬渓鉄道は、1913年（大正2年）に開業しました。起点の中津駅から「仏坂」（ほとけざか）、「青の洞門」、「擲筆峰」（てきひっぽう）など山国川沿いに続く景勝地を望みながら、終点の守実温泉駅までの約36キロメートルを結び、「耶鉄」（やてつ）の名で親しまれてきました。
　この耶鉄は、昭和10年に「名勝耶馬渓」を走る観光路線として、女性ガイドも添乗するなど人気を集めましたが、高度成長期のマイカーブーム到来による利用客の減少により、1975年（昭和50年）に全線廃止となりました。

当時を物語る遺産

　沿線には、橋梁、トンネル、駅など数多くの施設が残っており、厚ヶ瀬（あつがせ）トンネル1号・2号（三光地域）や平田駅ホーム（耶馬溪地域）は、国の有形文化財にも登録されています。
　また、土木学会の近代土木遺産も数多く存在し、中でも「第二山国川橋」は、9基の石橋橋脚とゆるやかな曲線が美しく、お勧めの記念撮影ポイントです。

耶馬溪サイクリングターミナル

　耶馬溪サイクリングターミナルは、財団法人自転車道路協会が建設したものを旧耶馬溪町が管理運営を委託され、昭和50年3月にオープンしました。その後、昭和61年9月に国から無償譲渡により町営施設となりました。（平成17年3月中津市と合併し市営）
　メイプル耶馬サイクルグロードの中核基地としての役割を担い、レンタサイクルはもちろん、宿泊棟、シャワー施設などをそろえ、全国からのサイクリストを迎えています。平成15年4月にリニューアルオープンし、現在に至っています。

サイクル・ハブ

　サイクリングコースの沿線に、サイクリング中に気軽に立ち寄って休憩できる場所として、「サイクル・ハブ」を配置しています。「サイクル・ハブ」では、バイク用スタンドが用意されているほか、空気入れや自転車用工具の貸出しを受けられる施設も多くあります。

市内サイクル・ハブ設置場所一覧