「春の離乳食」食育レシピ

公開日 2021年03月19日

更新日 2023年02月08日

毎月19日は「食育の日」です。食育は、子どもから大人まで生涯にわたって必要です。
今年度は、年代に応じた食生活のポイントやレシピを紹介します。家族や仲間と食卓を囲み、食べることの楽しさや大切さを考えてみましょう。

春の離乳食(じゃがいも)

今回は「新じゃがいも」を使った離乳食をご紹介します。「新じゃがいも」は、収穫時期の初期に出回るじゃがいものことです。春は、九州地方で収穫を迎えるじゃがいもが「新じゃがいも」として出荷されます。皮が薄く、みずみずしいのが特徴で、ビタミンCやカリウムなどを多く含みます。
じゃがいもは、離乳食初期(5~6か月)から開始できる食材の1つです。

じゃがいもの調理ポイント

  • 茹でる、蒸すのほか、電子レンジで加熱することもできます。
  • 電子レンジで加熱する際は、水分を逃がさないようラップに包んで加熱しましょう。

月齢に応じた大きさの目安

  • 離乳初期(5~6か月)は柔らかく加熱し、すりつぶしてどろどろの状態にする。
  • ​離乳中期(7~8か月)は柔らかく加熱し、2から3ミリ角のみじん切りや、細かく潰す。
  • 離乳後期(9~11か月)は柔らかく加熱し、5ミリ角のみじん切りや、粗く潰す。

じゃがいもとほうれん草のペースト(5~6か月児)

離乳初期

材料(1回分)

じゃがいも50グラム、ほうれん草(葉先)20グラム、湯冷まし大さじ1程度

作り方

  1. じゃがいもの皮をむき、ラップに包んで電子レンジで2から3分加熱する。(竹串がすっと通るまで加熱する)
  2. じゃがいもをすりつぶし、湯冷ましを加えて伸ばす。
  3. ほうれん草は葉先を柔らかくなるまで茹で、すりつぶす。
  4. それぞれ器に盛り付け完成。

作り方のコツ

じゃがいもは温かいうちに、すりつぶしましょう。湯冷ましは、野菜の茹で汁を使用しても良いです。

じゃがいものミルクスープ(7~8か月児)

離乳中期

材料(1回分)

じゃがいも15グラム、ほうれん草(葉先)10グラム、だし汁大さじ2、牛乳または育児用ミルク大さじ1、水溶き片栗粉小さじ2程度

作り方

  1. じゃがいもの皮をむき、ラップに包んで電子レンジで1から2分程度加熱する。(竹串がすっと通るまで加熱する)
  2. じゃがいもを5ミリ角に切る。
  3. ほうれん草は柔らかく茹で、2から3ミリ角に切る。
  4. 鍋にだし汁を入れ、じゃがいもとほうれん草を加えて、2分程度煮る。
  5. 牛乳または育児用ミルクを加えて、加熱する。
  6. 水溶き片栗粉を加えて、とろみをつける。

作り方のコツ

水溶き片栗粉を加えた後、1分程度加熱しましょう。ヨーグルト状がとろみの目安です。

じゃがいものおやき(9~11か月児)

離乳後期

材料(1回分)

じゃがいも30グラム、ほうれん草10グラム、片栗粉小さじ1、サラダ油小さじ4分の1

作り方

  1. じゃがいもの皮をむき、ラップに包んで電子レンジで1から2分加熱する。(竹串がすっと通るまで加熱する)
  2. じゃがいも、ほうれん草、片栗粉を練るように混ぜる。
  3. フライパンに、サラダ油をひき、厚さ1センチの円盤状に丸める。
  4. 中まで火が通るように、弱火で両面をじっくり焼く。

作り方のコツ

9か月ごろから、油が少量使えるようになります。キッチンペーパーに油を染み込ませてフライパンをふくと良いです。

※掲載レシピの1回量は作りやすい分量となっています。

食べる量は様子を見ながらすすめましょう。

第2次食育指針
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