令和7年10月5日日曜日、リル・ドリームで中津城下町まちなみシンポジウム～「つなぐ」まちなみ、「創る」まちなみ～を開催しました。

　このシンポジウムは、江戸時代の町割りが現在も残る中津市の城下町のまちなみの保全と活用を通じて地域ブランドの強化や観光振興、地域活性化につなげることを目的として行われ、約60名の参加がありました。
　基調講演では、これまで他地域で町並み保全に関わってこられた片岡 久議氏（株式会社MIMAチャレンジ 前代表取締役）に基調講演を行っていただき、古民家再生事業等を行っている隅田 徹氏（株式会社えんがわ 代表取締役社長）には事例発表を行っていただきました。基調講演と事例発表をふまえて行われたパネルディスカッションでは、山内 慶太氏（慶應義塾常任理事）がファシリテーターを務め、片岡氏と隅田氏、そして地元で古民家を活用する事業者2名を加えた4名がパネラーとして登壇し、実際に中津での古民家活用事例を取り上げながら意見を交わす場となりました。

　実際に古い町並みを活かした空き家の利活用や、事業を行っていくうえでの経験談、アドバイスなど多岐にわたる貴重なお話が聞ける充実したシンポジウムとなりました。ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、心より感謝申し上げます。