公開日 2025年05月02日
公立幼稚園については、平成20 年度の預かり保育開始以降、その時々で必要と考えられた対応を取ってきました。しかし、特に幼保無償化以降は、出生数並びに入園率が年々下がり、令和6 年度は和田幼稚園で入園希望がなく、休園となりました。今後も園児数の減少傾向は続く状況から、公立幼稚園の在り方(休園・閉園基準)について教育委員会として基準を下記のように定めたいと考えます。
中津市教育委員会が考える休園・閉園の基準について
公立幼稚園の休園・閉園の基準は、まずは、「各校区において、保育の必要の有無にかかわらず、希望すれば幼稚園教育を受けられるような環境(施設)の担保」という点を、さらにペアやグループで友だちと対話ができ、幼稚園教育において育みたい資質・能力が育まれている幼児の具体的な姿『幼児期の終わりまでに育ってほしい10 の姿』につながる最小の人数という点において以下のように考えます。
公立幼稚園(小学校区) | 認定こども園 | 休園基準 | 閉園基準 |
---|---|---|---|
南部、北部、豊田、小楠、鶴居 大幡、如水、和田、沖代 |
あり | 入園希望が5人以下の場合 | 2年連続で休園となった場合 |
三保、今津 | なし | 入園希望が3人以下の場合 | 2年連続で休園となった場合 |
認定こども園が校区にある場合 | 認定こども園が校区にない場合 |
---|---|
ペアやグループ活動が行える最小の人数6 人(2 人×3 組もしくは3 人×2 グループ)を下限とし、5 人以下の場合は、休園とします。 | グループ活動後、意見交流が複数回行える人数4 人(2 人組が3 回組める)を下限とし、3 人以下の場合は休園とします。 |
今後について
入園を希望する公立幼稚園が休園・閉園となる場合に行き場に困る事がないよう次のような調整を行います。
○利用中の保育施設の退所が決定する前に、受付があった公立幼稚園の休園・閉園をお知らせする
○校区外のほかの公立幼稚園への入園を受け付ける など
※この基準による休園・閉園は令和8年4月(令和8年度)入園分からです。
入園受付は11月上旬~中旬を予定しています。休園を決定する時期など詳細が決まりましたら、このページでお知らせします。
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